英検1級英作文トピック11 未成年者は重犯罪で終身刑を受けるべきか
11回目は未成年者の犯罪についてです。お題はこちら。
未成年者は重犯罪で終身刑を受けるべきか
賛成派
①犯罪の故意性
犯罪に対して刑罰を決める際には、犯罪者の意図が重要。自分の行為の結果が理解できている場合には、未成年者にも重罰を科すべき。
②未成年者と成人の線引き
各国は未成年者と成人を区別する具体的な年齢を定めているが、現実的にはこの年齢は人によって異なるはず。いくつかの犯罪では、未成年者が成人と同じ判断力を備えている例もある
③厳罰化による犯罪抑止
複数の研究で、犯罪に厳罰を設けることは、犯罪の抑制につながると示されている
反対派
①発達途上の脳
若者の脳は発達を終えておらず、大人ほど素早く適切な判断を下すことができないため、未成年者の刑罰を考える際に考慮されなければならない
②発達環境の影響
統計では、罪を犯す未成年者の大多数が家庭や近隣で暴力を目にしており、このような環境で育つと、子どもの健全な心理状態に悪影響が及びかねない。このことは、刑罰を決定する前に配慮されるべき。
③更生の可能性
未成年者はその未成熟さゆえに、更生できる可能性もある。
ニュースでもたびたび未成年者の凶悪な犯罪を耳にしますが、悪質性が認められるならば、未成年者にも相応の刑罰を科すべきだと個人的には思っています。
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