英検1級に落ちました

去る3/3(日)の雨の降る中、英検1級の2次試験を受けに行ってきましたが、結果は惨敗。自分の準備不足を痛感する一日でした。

 

初めての2次試験だったので受付から実際の面接までの流れもわからず、必要以上に緊張してしまったような気もしますので、今後初めて受検する方のために、どんな感じだったかを少しだけ綴っておこうと思います。

 

まず受付ですが、受付時間の20分ほど前に着きましたが、特に混雑はしておらず、届いた受験票等と身分証明書を提示してすぐに手続きは終わりました。スマホ等の電子機器は、手渡された透明のビニール袋に入れて、首から提げておくよう指示されます。

 

会場が学校でしたので、持参したスリッパに履き替えて、待合室となっている教室に向かいました。到着した順に席に着き、机に置かれていた用紙に自分の受験番号などを記入して自分の番を待ちます。すでに極度の緊張状態に陥っていたわたしは、鉛筆を持つ手が異常なほど震えていました。

 

1時間強ほど待機して、ようやく自分の番が回ってきました。他の受験者数名と一緒に面接会場となっている教室が並ぶ廊下まで連れて行かれ、各教室に一人ずつ割り当てられました。まだ前の人が面接中でしたが、10分もしないうちに自分の番となりました。

 

教室に入ると、面接官2人が笑顔で迎えてくれました。一人は日本人でもう一人は外国人でした。簡単に自分のことを話すよう促された後、例の5つのトピックが書かれたカードを渡されました。1分でどのトピックを選んで何を話すかを考えなければなりませんが、トピック選びに時間を掛けてしまい、肝心の何を話すかをほとんど考えられずに時間切れ。2分間のスピーチが始まりましたが、案の定恐れていたことが起きました。最初に一言自分の考えを述べただけで、続きが出てこなくなってしまったのです。気まずい雰囲気の中、言葉を発することが出来ず、そのまま2分がたち、スピーチの時間が終了しました。

 

その後、通常はスピーチの内容を元に質疑応答が始まると思いますが、わたしは選んだトピックに賛成と告げただけだったので、質疑応答では、トピックに関連する質問をいくつかされたました。今度はしどもろどろになりながらもなんとか自分の意見を述べることができましたが、こちらが何か発言できるよう、面接官が配慮してくださったように感じます。試験のことを振り返ると、今でも面接官の優しい笑顔が思い出されます。

 

こんな感じでしたので、不合格というのは当然の結果ではありますが、今の自分の英語力を改めて認識することができたので、受検して良かったと思います。

 

次の英検の二次試験は約4ヶ月後。たった4ヶ月で二次試験に合格するのは難しいかもしれませんが、せめて本番でスピーチができることを次の目標にしたいと思います。

 

そのためには、今の勉強方法に何が足りなかったかを知る必要がありますが、これまでわたしは英語を読んだり聞いたりというインプットの部分は細々と続けてきましたが、英語を書いたり話したりというアウトプットをまったくしてこなかったので、結局、よく言われていることかもしれませんが、アウトプットが全く足りていなかったという結論に至りました。

 

独学でアウトプットというのは、出来なくはないかもしれませんが、自分の性格上難しい気もするので、二次試験対策のクラスを受講することも検討してみたいと思います。

 

勉強方法が決まったら、またこちらのブログでお知らせしますね。

英検1級 2次試験の対策

英検1級1次試験の帰り道に2次試験対策として『英検1級面接大特訓』を購入して以来、紹介されているサンプルスピーチを少しずつ読み進めていたのですが、昨日ようやくひととおり読み終わりました。

 

1次試験のライティング対策をしているときにも思ったことですが、政治・国際関係の問題から経済・ビジネス、科学技術、文化・スポーツなどトピックがとにかく幅広いですね。こんなに範囲が広いのでそれぞれの分野の問題に対して自分の考えを持つというのはかなり難しいと改めて感じました。

 

次の試験日は2月下旬ですので、あと約3ヶ月。とてもじゃないですがすべての分野のトピックを用意する時間と気力はありません。ただ、違う分野の問題でも、根本的な原因は同じこともありえるのかなとひととおりサンプルスピーチを読んで感じましたので、やみくもにトピックを選んでスピーチを用意するのではなく、各トピックに共通する部分を意識してトピックを選んでいくことにしました。

 

まず最初に選んだのは2016年第三回のテロについてのトピック「Can terrorism ever be eliminated?」。わたしは反対の立場で次の2つの理由をあげました。1つ目はテロの原因である貧困や不平等は根絶することができないということ、2つ目はテロを支援する国が存在すること、です。この1つ目の理由としてあげた「不平等」をキーワードに、次のトピックに2016年第三回のトピック「Is economic inequality in society inevitable?」を選びました。こんな感じで時間の許す限りスピーチの準備をして本番に臨めればと思います。

 

英検1級 面接大特訓

英検1級 面接大特訓

 

 

 

 

 

 

英検1級の一次試験結果

自分でもまだ信じられませんが、英検1級の1次試験に合格しました。正直、試験終了直後は今回はダメだったと思っていました。というのも、過去問で割と高得点を取れていたリスニングの問題があまりよく聴き取れなかったのと、ライティングのトピックがまったく準備していなかった内容だったからです。

 

各分野のスコアと内訳は以下のとおりです。


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リーディング:31/41(76%)※内、語彙問題は17/25(68%)

リスニング:26/27(96%)

ライティング:22/32(69%)

 

語彙問題は過去問よりも正答率が高かったので、その点は単純に嬉しかったです。ただ、やはり覚えられていない単語がまだまだ多いなあと今回の試験を通して改めて痛感したので、引き続き語彙力アップに努めていきたいと思います。

 

リスニングはまさかの9割越えで、自分でもびっくりしていますが、実際のところ所々何を言っているのか聴き取れず、勘を頼りにしていた状態だったので、これが自分の実力だとは思っていません。それでも4技能の中では常に一番高得点を得られているので、リスニングに対して少し自信がつきました。これもNHKラジオ講座で日々1日15分でも英語を聴き続けたおかげかなと感じていますので、これからも忙しくても1日15分は英語を聴く機会をつくっていきたいと思います。

 

ライティングは3技能の中では一番得点が低いですが、ない知恵振り絞って必死に時間ぎりぎりまで粘ったおかげか、69%もいただけたので大大満足です。

 

次は2次試験ですが、試験日がちょうど友人の結婚式と重なってしまったのでが今回はパスすることになりました。幸い一次試験に合格すると、1年間は1次試験を免除できるようなので大変ありがたいです。スピーキングが4技能の中で一番苦手な分野なので、次の試験に向けてじっくり取り組んでいこうと思います。

 

英検1級の試験日まであと一週間

とうとう英検1級の試験日があと一週間と迫ってきました。試験日までに過去問を3回くらい解ければと思っていましたが、結局2回分しかできませんでした。前回の記事では1回目の結果をお伝えしましたので、今回は2回目の結果をお伝えします。

 

2回目は2017年度第1回の過去問を解きました。結果は次の通りです。

 

語彙 14/25 56%

リーディング 12/16 75%

ライティング 途中で時間切れ

リスニング 23/27 85%

 

リーディングとリスニングは思った以上に高得点を取れてました。特に前回のリスニングでは、答えの選択肢を読んでいる間に次の問題が始まってしまうという状態でしたが、その失敗から、今回はちゃんと事前に選択肢に目を通すことができたので、一問一問余裕を持って問題に取り組むことができました。やっぱり時間を測って過去問を解くって大事ですね。

 

ライティングは、今回恐れていたことが起きました。途中で時間切れになってしまったんです。リーディングが終わった時点で残り時間が23分しかなく、3つめの理由を書いているところで時間終了となってしまいました。自分の書くスピードを考えると、30分は残しておかないとダメだということがわかったので、本番では時間配分に気をつけようと思います。

 

語彙は、、、相変わらずですね。この結果を受けて、先週、Pass単熟語のアプリ版で、英単語の意味を4択から選ぶというのをひととおり解いてみました。最終的に全問クリアしたので、最初の方を忘れていても、8割くらいは覚えたんじゃないかと一瞬思ったんですが、そのあと総合対策教本の以前解いたことのある語彙の問題をもう一度解いてみたら、なんと全然解けず。。。自分の記憶力のなさに絶望しました。しかも、私、紙のでる順パス単も持っているんですが、昨日パラパラとページをめくっていたら、Pass単熟語と微妙に掲載している単語が異なっていることに気づいて、ちょっとへこみました。でる順パス単の前身がPass単熟語のなので、少しくらい違いはあるだろうと思ってましたが、こんなに違うとは。。。それで焦って昨日今日はずっとでる順パス単とにらめっこしていました。

 

試験まであと一週間。単語を詰め込めるだけ詰め込もうと思っていますが、本番でライティングで何も書くことが浮かばなかったどうしようという不安もあるので、英作文問題完全制覇に載っているモデルエッセイももう一度ひととおり目を通して本番に備えようと思います。

 

 

英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

 

 

英検1級の過去問を解いてみました

英検1級の試験日まであと1ヶ月半を切りましたが、この時期になってようやく過去問に着手する気力が湧いてきたので、先日、2017年度第2回目の問題を解いてみることにしました。

 

今回は初めての過去問でどのように時間を配分していったらわからなかったので、時間が足りなくなってもいいから、まずは焦らず一問一問をしっかり解いていこうという気持ちで取り組みましたが、リーディング終了時点で40分弱残っていたので、割と良いペースで進められたのではないかと思います。

 

ライティングに関しては、過去問以外でもまだ一度もまともに書いたことがなく、どれだけ時間がかかるのか検討がつかなかったため、焦って一気に書き進めてしまいました。20分弱で一旦最後まで書き終えましたが、文字数をカウントしたところ、170文字数程度と基準を満たしていなかったため、各論点にもう少し自分の意見の根拠となるような例を加えようと試みましたが、思ったほど書き加えられず、そのまま時間終了となりました。

 

その後、少し時間が空いてからリスニングにチャレンジしたのですが、リスニングが一番手こずりました。というのも、選択肢を読んでる間に次の問いが始まってしまうということが多々あり、何度も質問と質問の間で音源を止めるはめになってしまったからです。

 

とはいえ、全体的には割と手応えを感じたので、ドキドキしながら自己採点をしたところ、結果は次の通りでした。

 

語彙:16/25(64%)約10分

リーディング:9/16(56%)約50分

ライティング:不明 約40分

リスニング:リタイア ※時間を気にせず解答した場合の正答率 21/27(77.8%)

 

語彙問題は正答率としては思ったよりよかったですが、自信を持って答えられたのは10問程度だったので、やっぱりまだまだですね。リーディングは一番得点できる分野だと思っていたので、6割に届かず正直ショックでした。ライティングは一応自分の主張をサポートする論点を3つ書くことは出来たものの、中身が薄く、全部で180文字程度だったので、合格点の7割にはまったく届いていないだろうなあと思います。リスニングは何度も音源を中断しながらの点数なので正答率が高くなっていますが、中断せずに解答していたら、おそらく正答率は5割程度だったと思います。

 

初めての過去問なのでこんなものかなと思いますが、英検1級の勉強を開始する前に一度過去問を解いておいたら、勉強の成果を感じることができて、もっとよかったんじゃないかなと今さらながら感じています。まあ、勉強開始前に解いていたら、あまりにも解けなくて、すでに挫折していたかもしれませんが。ただ今回過去問を解いてみて、試験対策にはやっぱり過去問を解くのが一番かなと感じたので、試験日までにあと2回くらいは過去問を解いておきたいと思います。

 

 

2018年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

2018年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

 

 

英検1級に申し込みました

本日、インターネットから英検1級の申し込みをしました。5/20の記事で英検1級に挑戦すると宣言してからというもの、毎日単語集とにらめっこしたり、英作文対策としてトピックに対して賛成派と反対派の論点をまとめたりしていたのですが、恥ずかしながら、一ヶ月程度でギブアップしておりました。

 

というのも、普段、時事問題にあまり関心を持ってこなかったため、英作文のトピックを読んでも、何も自分の考えが浮かんでこず、論点をまとめるにも、まずは毎回ネットで調べものをしなければなりまんでした。最初のうちは時事問題を調べるのも知識欲が満たされてそれなりに楽しかったのですが、ある日どうしても自分の考えをまとめることができないトピックが出てきて、その日以来、英作文対策に取り組むのが嫌になってしまいました。そのトピックを飛ばして次に進めばよかったのですが、勉強を開始してからの約1ヶ月間、趣味の読書を控えていたので、その反動もあったのだと思います。すっかり読書生活に戻ってしまいました。

 

英作文対策はやめてしまいましたが、その後もNHKラジオ講座は続けていたので、ラジオ講座から学んだことを記事にしようと思うこともありました。でも、途中で英作文対策の記事を書くことをやめてしまった後ろめたさから、なんだか他の記事を書きづらくなってしまい、ブログからも一気に足が遠のいてしまいました。

 

今月に入り、次の英検の申し込みの受付が開始されましたが、ここ一ヶ月、英検に向けての勉強をしていなかったので、受検するかどうか悩みました。正直、受検しても今の実力では確実に落ちることは分かっているからです。でも、一度言い出したことをやめるのも嫌だったし、私の中でずっと英検1級というのはいつかは超えたい壁だったので、これを避けては先に進めないし、他のことにもチャレンジできないと思い、今回は今の実力を見える化することを目的に受検することに決めました。

 

試験日まであと約2ヶ月弱。無理のない程度でもう一度試験対策に取り組んでいこうと思います。試験当日、怖じ気づいてずる休みしないよう、見張ってていただけると嬉しいです。

 

英検1級英作文トピック16 賛成か反対か:将来、世界の飢餓は減少する

16回目は世界の飢餓問題についてです。お題はこちら。

 

賛成か反対か:将来、世界の飢餓は減少する

 

賛成派

①すでに十分な食糧が生産されている

十分な食糧を生産していることが研究で示されているため、その食糧を貧しい暮らしをしている人々に行き渡らせ、無理なく買える価格にすることができれば、世界の飢餓は減少されるはず。

②技術進歩による生産・輸送コストの削減

自動化された農器具の開発による生産コストの削減や、より効率的な輸送方法の出現により、世界の貧しい人々が安価な食糧を手にできるようになる。

③農業技術の発展

大規模農業だけが解ではない。食糧を持続可能な方法で育てるための訓練と器具を得られさえすれば、ほぼどんな環境でも各家庭で自給するのに十分な食糧を育てることができる。

 

反対派

①世界の人口増加と資源の枯渇

人口は現在、驚異的なペースで増加しており、その数は2050年までに100億人近くに達すると見込まれているが、地球はこれほど多くの人々を支えることはできない。世界の人口が増加すれば、世界の化石燃料を使い尽くし、野生生物の生息域を激減させ、その結果、食糧供給が枯渇するからだ。

②終わらない紛争

食糧難に直面している栄養不足の子どもの割合が突出している地域は紛争地域に集中しているが、この10年で紛争の発生件数は劇的に増加しているという。

③気候変動の影響

比較的平和な地域でも、気候変動による影響で食糧供給量が減少する恐れがある。

 

今回のトピックについてネットで少し調べていたら、World Food Programme(WFP:国際連合世界食糧計画)が学校給食の支援をしていると知り、感銘を受けました。というのも、貧困を抜け出すには、教育が大きな役割を果たすと考えられていますが、学校に行けばご飯が食べられるとなると、貧しい家庭でも子どもを毎日学校に通わせるきっかけになり、ゆくゆくは貧困の連鎖を断ち切ることにつながるからです。今わたしは、この団体に募金しようか真剣に検討中です。

 

(MP3音声無料DLつき)最短合格!  英検1級 英作文問題完全制覇

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