英検1級英作文トピック2 発展途上国は環境保全よりも経済成長を優先すべきか
前回の再生可能エネルギーに続き、今回も環境問題に関する内容ですが、今回は発展途上国における環境問題についてです。総合対策教本より、お題はこちら。
発展途上国は環境保全より経済成長を優先すべきか
賛成派の論点
①人々の健康への影響の視点
大気汚染や水質汚染は人々の健康に多大な影響をもたらす
②食糧供給の視点
森林伐採や家畜の過放牧により土壌浸食がおきると、その土壌は食物の栽培に適さなくなり、食糧不足に陥る恐れがある
③生態系への影響の視点
森林伐採などによってそこに住む動植物が絶滅の危機し、生態系のバランスが崩れると、生態系から水、空気、食べ物、住まいなど様々な恩恵を受けているわたしたち人間の生存も脅かされる
反対派の視点
①経済的な視点
経済成長は人々の安定した収入につながる
②環境保全の視点
経済成長で得た利益を環境保全に役立てられる
③公平性の視点
経済成長を優先して発展してきた先進国と比べて不公平
賛成派の③生態系への影響という論点がちょっとわからなかったので少し調べてみたところ、あらゆる種(動植物だけでなく微生物なども含めて)は相互に依存し合いながら生きているので、ある種が絶滅すると、つながりのある種も影響を受け、連鎖的に人間も含めた多くの種が絶滅の危機に陥る恐れがある。また一度絶滅すると、二度とその種を復活させることはできない。だから、生態系は守る必要がある、という理解に落ちつきました。