英検1級英作文トピック13 日本はより寛容な移民政策をとるべきか

前回までは広く一般的な社会問題についてでしたが、今回からは国際問題に関するトピックです。お題はこちら。

 

日本はより寛容な移民政策をとるべきか

 

賛成派

①労働力不足の解消

日本では少子高齢化で、若者の長時間労働を強いることなく、政府が国民を経済的に支援するのは困難になるため、もっと多くの移民を受け入れ、労働者を増やすべき。

②有能な労働者の流入

寛容な移民政策をとれば、海外から技能を備えた集まりやすくなる。アメリカのgoogleやヤフーの創業者は移民二世。

③人材と社会の活性化

社会的に多様性を持つ集団のほうが、より創造的でよく働くということか数十年にわたる研究で示されている。

 

反対派

①労働者の賃金の低下

自国民が移民労働者と競争力を保つために、さらに低い賃金で働かざるをえなくなる。

②治安の悪化

アフリカ大陸や中東諸国から地中海を挟んでイタリアやギリシャに移民が移動し、治安の悪化が問題となっている。

③日本文化の喪失

移民は出生率が高いため、二世三世と代を重ねると、近い将来、移民の人口が日本人の人口を凌駕し、その結果、日本は独自の文化を失う恐れがある。

 

つい先日、地中海で救助された移民・難民を乗せたアクアリウス号の入港をイタリアが拒否してニュースになっていましたね。私自身は治安悪化が心配なので、誰でも受け入れるというよりは、専門的なスキルを持つ人や、専門性はなくても日本文化に理解がある人、日本語がある程度わかる人などに限定してほしいというのが正直なところです。

 

 

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